東海道バーチャルサイクリング47日目。亀山宿から関宿まで11km。(ホントはもっと近いのだけどちょっと寄り道したので)だんだん山が近くなってゆくと思ったら鈴鹿川という結構大きな川が近づいてきた。それから川の土手道を往く。東海道でこれだけ川に寄り添ったことはなかった。しばらく土手を行ってから川を離れたと思ったらJR関西本線の踏切を渡って国道1号を少しだけ行くと関宿の入口。そこから車がすれ違えないような狭い旧道の両側にびっしり古い木造の家並が延々2km続く、その先は鈴鹿峠の山道に分け入るので山の懐に抱かれた宿場町。わざとらしいと言えばそれまでだが、間違いなく東海道随一のフォトジェニックな街道風景だ。6年前歩いて通った時ははこの宿場に唯一存在する古民家を改造した民宿に泊まった。部屋に何人も雑魚寝するタイプのユースホステル的な宿であるが、東海道歩きの同志が多くて情報交換ができたり、夜はたまたまバーベキュー的なイベントがあったり中々楽しかったのを覚えている。また夜の月明かりに照らされた山あいの宿場町は幻想的で美しかった。そんなわけで関宿は馴染み深く、今回この宿場町に入ってきてすごく懐かしく感じたわけだ。
(注)ギャラリーの各写真説明の番号はマップ上の撮影場所に対応します
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