東海道バーチャルサイクリング46日目。庄野宿から亀山宿への9km。山野を駆け巡る田舎道の旧道コース。遠くに山を望む開けた田園地帯だが、川は結構深い谷になっていたりする。そんな川を渡ってグネグネした田舎道沿いの村落を進んでゆくという夢の記憶のようなイメージがずっと頭に残っていて実際に行ったところのような気がするんだけど何処だったけな、と思っていたのだが、それはこのルートを6年前に通った時の記憶ということが今日の行程で判明した。東海道でもそのような場所がいくつかある。街道をあちこち歩いているとデジャヴ感というか巨大な箱庭の中を堂々巡りしているような感覚になる。多分街道風景というのが共通の日本の原風景だからではないかと思う。そんな中でも富士山のような明らかなランドマークがあるわけではなく場所は不明だけど、ちょっと特徴的な道筋を、疲れて夢うつつで歩いている時にこのような夢の記憶になるのではないかと自己分析している。ゴールの亀山はそこそこ大きな町だが河岸段丘の上の東海道に沿って古い家並が続くノスタルジックな町。
(注)ギャラリーの各写真説明の番号はマップ上の撮影場所に対応します
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