VRサイクリング。これが最期の東京都心巡り。そして今まで利用せずに一つ残った都心から外へ向かう街道、中原街道で東京都を脱出の巻。再度阿波踊りの街高円寺の駅前をスタート、まず方南通りを通って高層ビル街西新宿へ。新宿駅西口から代々木駅前を通り明治神宮の杜を抜け、代々木公園南側NHKの脇から公園通り半分下って明治通りへ出る。次は表参道から青山墓地を抜けて西麻布へ、さらに六本木周辺をぐるっと迂回して溜池、そして虎ノ門へ至る。ここからは基本的に中原街道に沿って南へ針路をとり、麻布台ヒルズ、麻布十番、白金台、五反田と進む。さらに東急池上線に付かず離れずで旗の台、そして洗足池の辺を抜け、雪が谷大塚、多摩川にぶち当たって丸子橋を渡るとまもなくゴール武蔵小杉駅前という34kmの行程。もっと距離がありそうだけどそんなもんなんだ。都心は道が混んでいてデフォルト、時間がかる想定なので実際より距離があるように感じてしまうわけだ。通った道筋の周辺はどこも昔から馴染み深い場所で、因縁話、思い出話を始めるとキリが無いのでやめておく。一つ今更ながらではあるが、時期によって街が変化する旬というのはあるな、としみじみ感じた。新宿は西口に高層ビルが林立し尽くした後は、南口に変化の旬が移りそれも終わったが東口は結構昔のまま。渋谷は全方向に10年前からずっと急激な変化の旬が続いている。都心ではここ数年で急激に変化したのはまさに今回走った虎ノ門から麻布台にかけて。ヒルズが完璧なまでにこの地区をオーバーライトして以前どんな街並みだったか思い出せないほど。日本の経済は世界的には停滞したままのはずだが、東京都心の開発はまだまだ続きそうだ。そこまで需要があるはずもないと思うんだがね。さてこれで地方へ出たら2度と首都には戻らないつもりなので、次回はその前に再度今まで手薄であった横浜をじっくり番外編で攻めてみる。
2024/12/8 中原街道 1日目 高円寺〜新宿〜六本木〜虎ノ門〜五反田〜武蔵小杉
リンク
リンク
リンク