VRサイクリング。大笹街道の続きと谷街道で善光寺平(長野盆地)の東側を北上した後東へ向かい山へ入って志賀高原へ至るの巻。ラグビーの聖地菅平を出発し、大笹街道の続きで一山越えて長野盆地の広がりに出て、蔵の街須坂、ここで谷街道に乗り換え、果樹園の道を進んで栗の街小布施、そして長野盆地北東のどん詰まりの街中野と到達する。ここから先は街道から外れ次回への流れとして東へ針路を変え、湯田中・渋温泉郷を通り抜けて、志賀高原へと登ってゆく。さらに次回へ続く草津方面から外れて北の奥志賀高原へ到達する72kmの行程。出だし菅平の上峰の原高原には20代の頃仲間とよく訪れてオーナー夫妻とも仲良くなったペンションがまだ営業しているのを確認した。建物の佇まいも周囲も変わらず懐かしさが込み上げた。須坂は初めて訪れ予備知識もなかったが、思いがけず蔵が点在する風格ある古い街並みを楽しめた。小布施は25年ほど前に家族旅行で立ち寄った場所だったが、有名な和菓子屋が軒を連ねるしっとりとした雰囲気を再確認した。今回は街並み特集だったのだが、ハイライトはこの先の湯田中温泉と隣接する渋温泉。どちらも山間の情緒溢れる温泉街なのだが大きめのホテルが多い湯田中温泉に対して、木造旅館が通り沿いに建ち並ぶレトロな温泉街渋温泉と異なる雰囲気。特に渋温泉の温泉情緒はその濃さで今まで訪れた全国の温泉街でも最高だ。泉質のバリエーションも多く、レトロな街並みを散策しつつ9箇所の外湯も楽しめるという。リアルには訪れたことがないが、温泉好きの親父が「渋温泉はイイぞ」と言っていたのを思い出した。ここはいずれ是非滞在してみたいと強く思いました。志賀高原は夏場に訪れるとスキー場のゲレンデと化した山々が痛々しく感じられるのがちょっと残念。一方でスキーヤー的見地では広いエリアにとめどなく展開するゲレンデの規模が凄く素晴らしいスノーパラダイス!。今まで滑りにきたことがなかったのを残念に思った次第。次回は草津方面へ進む。
2024/11/7 大笹街道 2日目・谷街道 菅平〜須坂〜小布施〜中野〜湯田中・渋温泉〜奥志賀高原
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