VRサイクリング 今回は番外編。前回のルートを遡る方向に、北信五岳と呼ばれる飯綱山、戸隠山、黒姫山、斑尾山、妙高山の山麓を順に巡ってゆく。妙高戸隠連山国立公園を周遊するルートとなる。前回のルートの途中長野駅前を出発し、善光寺の脇からバードラインと呼ばれる飯綱山麓の山道を進み、山岳信仰の中心地で戸隠そばの本場である戸隠へ。さらに左手に戸隠山を望みつつ高原の道を黒姫山に向かって進み黒姫山麓を巡ると前回の北国街道と柏原宿付近で交差して野尻湖畔に出る。ここからは斑尾山をぐるっと周り斑尾高原から野尻湖の北側に回り込んで行くと前々回のルートの北国街道と再度交差して妙高高原へと登る。妙高高原ではスキー場で名高い赤倉温泉、燕温泉、関温泉と巡って最後は関温泉から少し下った個人的な思い出の施設、我が高校の旧妙高寮の建物が残っていたのでここをゴールとする88kmの行程。前回の北国街道は北信五岳を遠くに眺めるルートであったが、今回は街道ではなく、国立公園内、北信五岳の山懐に分け入ってより風光明媚なドライブウェイを往く。また点在する昔訪れた思い出の場所を再訪して懐かしむちょっとしたセンチメンタルジャーニーでもあった。戸隠は2度は訪れて中社を参拝して蕎麦を食べた覚えがある。中社の大鳥居付近の参道には見覚えがある。でもよく考えると戸隠山と飯綱山がごっちゃになっていたな。斑尾高原と野尻湖は娘が小学生の頃避暑で訪れて娘の友達家族と合流してあちこち行ったのを思い出す。斑尾はヨーロッパ風のシックなロッジが多かったという記憶を再確認した。妙高高原はさらに思い出深い地域。赤倉は中二の冬初めて友人家族に混じってスキー初体験したのだがプルークボーゲンにたどり着く前に骨折して、その後なかなかスキーが上達しないというトラウマを背負った、苦い思い出の場所だが今となってはそれも懐かしい。今回ゴールとした高校の妙高寮に合宿して林間学校で妙高山に登ったり、スキー講習を受けたり(考えてみるとこれが2回目)したのだった。50年以上昔の記憶だが、あちこちの風景に見覚えがあって懐かしい気分に浸ることができた。色々懐かしい地域でありながら、北信五岳という山々があっちこっちにニョキニョキ聳えているスペクタクルは前回今回のVRの旅で初めて認知した次第。さて次回は北国街道に戻って最後の区間を走る。
2024/10/28 番外編:北信五岳山麓逍遥 長野〜戸隠〜黒姫〜斑尾〜妙高
リンク
リンク
リンク