VRサイクリング 佐渡島の北半分の外側の海岸線(外海府)と内側の海岸線(内海府)をグルッと巡る。その1日目。またしても鉱山の町相川を出発し、海岸線沿いに北東へどんどん進む。安寿と厨子王の民話の舞台とされている達者を過ぎるとノルウェーのフィヨルド海岸に似ていると言われる断崖絶壁の尖閣湾。その先、岬と入江を繰り返し、奇岩と岩礁地帯が続く沿岸の道、北狄、戸地、戸中、北片辺、石花、後尾、高千、北田浦、石名、小田、大倉といった小さな集落を通り過ぎる。岩谷口の集落を抜けると押出岬の絶壁を登り海岸段丘上を進み、段丘上の天空の集落、真更川をとりあえずゴールとする43kmの行程。今回も距離は短めであるが、なかなか充実して飽きないルートであった。以前三陸海岸を走った時など岬と入江の連続の海沿いの道はイヤというほど走ってきて、走っているうちに同じような景色の繰り返しで飽きてしまうことも多々あったが、ここは変化に富んで楽しい海岸線であった。特に佐渡特有の焦茶色の板壁の家並の集落がいい味を出していて、また集落毎に地形に合わせたバリエーションがあるので見ていて飽きないのだ。ストリートビューの映像は基本的に夏場だが、多分冬場は荒々しい外海府の海沿いで風雪に耐えている家並の醸し出す情緒がより魅力的だと想像できる。次回は佐渡でも秘境とされる外海府の北の先端を回って内海府経由で両津湊へ戻る予定。
2024/10/10 外海府内海府周遊ルート 1日目 相川〜達者〜尖閣湾〜北片辺〜後尾〜岩谷口〜真更川
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