VRサイクリング 佐渡金山で採掘した金銀を運搬した金の道相川街道で佐渡島南西部を縦断するの巻。佐渡金山の鉱山の町相川を出発し、海岸沿いの古い町並みを通り抜けた後一旦海岸を離れ中山峠を越えて真野湾の町、沢根に出る。そこからは街道に沿って真野湾沿いに進むが、若干寄り道モードで内陸の妙宣寺、国分寺、真野宮などにも立ち寄りつつ、宿場町真野新町を経て西三川付近までは海岸に出たり、海岸段丘の上を走ったりの海岸に沿った道筋。その先は内陸部を横断して、金銀の積出港であった小木に出る。ここまでが相川街道であるが、その先寄り道モードで海岸沿いに少し移動して宿根木まで進む52kmの行程。島なのに一つの街道があり、しかも宿場や一里塚まで設置された整備された街道であるのがスゴい。旧道もしっかり残っており、海や山野の自然に溶け込んだ道が心和むが、一番のハイライトは町並み。出発地の相川、真野湾に面した宿場の真野新町も味わいのある古い町並みで良かったが、なんと言っても国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている隣接した町、小木と宿根木の町並みには魅了された。佐渡は自然も良いがその自然に溶け込んだ風土、その風土を体現した町並みが非常に印象的だ。相川街道で運ばれた佐渡金山の金銀は小木湊から越後の出雲崎に海路で運ばれ、そこから後ほど走る予定の北国街道と中山道を経て江戸へ運ばれるルートがメインだったようだ。さて次回もさらにダメ押しの佐渡編。変則的ではあるが今回の続きではなく、今回の出発地相川から佐渡島の北側の海岸線を周回する予定。
2024/10/8 相川街道 相川〜沢根〜真野新町〜小木〜宿根木
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