VRサイクリング 佐渡編の始まり。一日目は佐渡中央突破ルートと称して佐渡島中央部横断の巻。新潟から佐渡汽船にてたどり着いた両津湊を出発し、まず牡蠣小屋群などを眺めつつ加茂湖を巡り、次に佐渡島中央部の平原部をドンドン進み、トキの森公園、トキの道を往くと佐渡市庁舎がある島の行政の中心部に出る。そこから北の山岳方面へ進み、島流しされた順徳上皇が暮らした黒木御所跡、北條家住宅、多聞寺を通り過ぎ大佐渡スカイラインに入ると本格的な山岳ドライブウェイ。1000m近くからの絶景を楽しんだ後南西方向へ下って、世界遺産佐渡金山跡を通り、海岸べりの歴史ある町相川の古い湊、大間港跡をゴールとする53kmの行程。最近の行程としては短いが、映える箇所続出で充実した楽しい旅となった。佐渡については余りメディアにも取り上げられないこともありイメージが薄かったが、走ってみて非常に特異な風土を持った地であると感じた次第。街並みで言うと出だしの両津にしてもゴールの相川にしても焦茶色の古い木造家屋がずぃっと繋がり非常に独特で魅惑的な街並みが印象的。加茂湖湖畔の牡蠣小屋はボートが格納された小さな木造の小屋が湖畔に連なっていて、フォトスポットとして素晴らしい構図となっている。広い島だが島だけに佐渡スカイラインからの四方に海が見え山と平野も見えるパノラマビューが見応えある。それから世界遺産の佐渡金山跡も古くからの採掘の歴史が表だけのストリートビューの映像にも垣間見える独特の雰囲気。中に入ったらもっと感じるものがあるだろう。こりゃ佐渡は行かなきゃ、と思いました。次回の佐渡編は、金山で採掘した金を本土へ運搬するために島を縦断する相川街道へ行ってみる。
2024/10/5 佐渡中央突破ルート 両津〜朱鷺の道〜千種〜平清水〜大佐渡スカイライン〜佐渡金山〜相川
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