VRサイクリング 北国街道 1日目。日本海の浜沿いに新潟市街へ進む。越後十三峠街道の花立宿を起点にまず荒川沿いに河口まで進み、海岸に程近い小さな集落、乙(きのと)から北国街道に入る。その先しばらくは海岸沿いを進み、荒井浜宿、笹口浜、中村浜、村松浜宿、藤塚浜、網代浜を過ぎたところでちょっと内陸へ入り聖籠町の中心部を経由し新潟東港の南側、新潟競馬場を横目で眺めつつ海岸と並行して西へ進む。泰平橋でひたすら広い阿賀野川を越えると新潟市街。ゴールは信濃川沿いの新潟西港、佐渡汽船ターミナルとした67kmの行程。長い北国街道の中でこの辺は浜伝いの道なので浜通りと呼ばれる。信濃川、阿賀野川という二つの大河の河口があるため砂浜が続く地帯だが、ルートとした海岸道路からは浜が見えるポイントが少ない。浜へ出てみてもストリートビューの映像上は美しいビーチと言えるところはなかった。海水浴場は点在しているので水質は問題ないと思うが、海岸の眺めとしてはちょっと残念。街道としては浜通りという名称からするとその頃の浜辺がそのまま街道になっている部分が多いと察せられるので旧街道らしい痕跡が残るところは限られるが、街道に入った最初の集落、乙は宿場ではないが、乙宝寺という1300年の古刹の門前町でもあり古い家並が残っていて、ここが今回のルートで一番街道の香りがする場所であった。奥の細道ツアーからの帰途の松尾芭蕉もここに立ち寄ったとの記録もある。網代浜の先は新潟東港や新潟空港があったり浜辺の道が切れているので街道から外れるが内陸を通った。ゴールは新潟港の佐渡汽船のターミナルとしたというのは当然次回から佐渡島編になるということで、久々に海を渡る。VRサイクリングで新潟を訪れたのも2022年11月30日以来なので約2年ぶりの再訪となる。
2024/10/3 北国街道 1日目 花立宿〜乙〜荒井浜宿〜新潟港
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