VRサイクリング 会津西街道2日目。深い山々を越えて再度関東入り。江戸時代の本陣が残る山間の宿場糸沢宿をスタートし、さらに山奥へ。阿賀野川水系と利根川水系の分水嶺、街道の最大の難所山王峠を越えると栃木県。だが会津藩関所のあった横川宿を過ぎ少しずつ谷を下ってゆくと自然湖が転じて人造湖となった五十里湖に出る。さらに進むと山奥のいで湯、川治温泉。さらに下ってゆくと関東の奥座敷と称される鬼怒川温泉。ここを越えると次第に山が開けてきて最後を飾る杉並木をくぐって日光街道の今市宿へ至る61kmの行程。やはり日本海と太平洋の水系の分水嶺のある山地は深い。乗り入れをしている会津鉄道と東武鉄道がこの会津西街道にほぼ寄り添っているが、逆によくぞこの深い山間に通した、とこれは昔から思っていたことだ。だから鉄路が山から山へ五十里湖をまたぐ湯西川橋梁が秘境の鉄道ぽいロケーションとして鉄ちゃん達に人気があるのだろう。鬼怒川温泉は何回か家族旅行で行った温泉で馴染みがあるが川治温泉は通過したのも初めてのような気がする。想像以上に山の中でそれが中々温泉場情緒に溢れた雰囲気でちょっと訪れてみたくなった。鬼怒川温泉は15年ほど前に宿泊した時は廃墟化したような旅館もちらほら見かけて寂れかけていた気がしたが、また持ち直してきたような印象を持った。
2024/9/18 会津西街道 2日目 糸沢宿〜横川宿〜川治温泉〜鬼怒川温泉〜今市宿
リンク
リンク
リンク