VRサイクリング またしても番外編。裏磐梯から磐梯吾妻スカイラインへ進む観光ルート。前回の二本松街道の猪苗代宿の先からスタートし、磐梯ゴールドラインで磐梯山の西側の峠を越え裏磐梯へ。裏磐梯で少し湖沼巡りをした後、小野川湖の南側、秋元湖の北側をすり抜けて安達太良山の西側の山麓へ出る。そこから磐梯吾妻スカイラインで吾妻連峰へ駆け上がり、浄土平を経て一気に下って秘湯高湯温泉をゴールとする92kmの長丁場。裏磐梯は何回か訪れているが、最大の見どころ五色沼の散策路にルートを敷けず、また湖沼は林に隠されていることが多く、ある程度予想はしていたものの期待外れではあった。その分、磐梯吾妻スカイラインは日本の道百選に指定されているだけあって眺望が素晴らしいドライブウェイであった。ずんずんどこまでも登って森林地帯を越えると、磐梯山、安達太良山、その間に猪苗代湖という福島県ゴールデンセットを一望する道。標高1600mを超えると前方に吾妻連峰が見えてきてまもなく茶褐色の火山地帯の真っ只中、浄土平。ここに訪れた人は皆吾妻小富士に登るが、その登山道のルートはないので登るのは諦めてそこから一気に下る。福島市を含む平野がまるで航空機からの眺めのように遥か下方に広がっていてその眺めも素晴らしい。ゴールの高湯温泉は名前の通りまだ標高の高いところに位置する秘湯で、斎藤茂吉などの文人がこの静謐な環境を好んでいたようだ。白濁した源泉掛け流しの湯も魅力だ。磐梯吾妻スカイラインを走って高湯温泉に泊まるというルートでいつかリアルにも訪れてみたい。(ああ、行きたい場所がどんどん増える)
2024/9/12 番外編:磐梯吾妻周遊ルート 猪苗代〜裏磐梯〜磐梯吾妻スカイライン〜高湯温泉
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