VRサイクリング 二本松街道2日目最終日。猪苗代から会津若松、さらに喜多方と会津地方のゴールデンルートを往く。猪苗代湖北東部の関脇宿を出て、家族の定番リゾートだったリステル猪苗代にちょっと立ち寄った後、猪苗代湖岸から離れた二本松街道の上街道を進んで猪苗代宿を経た後上道を外れて一旦南下して猪苗代湖岸へ移り、今度は二本松街道下道で猪苗代湖岸を進み、沓掛峠を越えて白河街道に合流して、金堀宿、その先の滝沢峠は迂回して会津若松市街に至る。白河街道終点からは寄り道モードで市街のメインストリートを経て会津地方北方の蔵の町喜多方へ。喜多方では主要なスポットをざっと巡り、ゴールは日中線しだれ桜並木の絶景を愛でて締める63kmの行程。ゴールデンルートだけあって撮れ高的にはオーバーフローするほど楽しい道筋。この地域は最近ご無沙汰だが以前は何度も足を運んだが、リステル猪苗代を中心に行く場所は限られていたので、意外と訪れていないスポットが多いことがわかった。猪苗代湖はじっくり眺めたことがなかったが、広い湖面と周囲を縁取る山々が美しかった。会津若松は、幾つもの街道が集まる会津地方の中心都市であり交通の要衝であるが、旧街道の賑わいを今に伝える旧滝沢本陣や唯一無二の特徴的なお堂、会津サザエ堂などに立ち寄った。喜多方はラーメンと蔵の町として知られる。昔家族で訪れた時はラーメン屋を中心に巡ったので、蔵の町としての良さを体感しなかったが、今回ざっとVRで一巡りしただけでも、さまざまな建築様式、デザインの蔵が数多く市街に点在していてなかなか楽しい町巡りとなった。良質の水と米に基づく醸造業が盛んなことから昔から蔵が多く、また明治13年の大火で蔵だけが残ったこともあり、より蔵が増えていったらしい。ゴールとした日中線しだれ桜並木は、ラッキーにも満開の開花時のストリートビューを楽しめた。桜並木と言えば普通はソメイヨシノで、しだれ桜は一本桜となっていることが多いが、しだれ桜の並木は珍しく、豪華絢爛だ。ソメイヨシノより開花時期は長いようなので一度リアルにも満開時に蔵の町散策がてら見に行きたいと思った。
2024/9/8 二本松街道 2日目 関脇宿〜猪苗代宿〜金堀宿〜会津若松〜喜多方
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