VRサイクリング 岩城街道で磐城国(福島県)中通り南部から中部へぐるっと東側を迂回して北上し、そこから二本松街道で西へ向かって猪苗代湖まで進むややこしいルートを進む回。ウルトラマンの町須賀川の外れを出発し、概ね岩城街道を辿って北東へ進んで花の城下町三春、そこから西へ進路を転じて奥州街道の宿場本宮宿へ進む。本宮宿からは二本松街道に乗り換えて西へ進み中山宿、中山峠を越えて猪苗代湖の湖畔、関脇宿に至る69kmの行程。須賀川から本宮宿は奥州街道なら一直線だが、既に昨年7月に通った道なので迂回路として三春経由の岩城街道の一部を利用した次第。三春と言えばまず有名なのは日本三大桜の一つに数えられる三春滝桜という巨大な枝垂れ桜の木であるが、三春近辺にはこれ以外にも名前の付いた一本桜の巨樹が有に数十本も点在している。残念ながら誰かの意図か知らぬがそうした名の付いた一本桜についてはほぼ100%開花時期のストリートビューがない!よってVRサイクリング的にも巨大な満開の桜の樹の下の図は得られなかったが、1箇所だけ内出のサクラという樹齢200年の枝垂れ桜の巨樹だけ遠望の図ではあるが拝することができた。桜の名所というとソメイヨシノが数千本とか面で展開するイメージが強いが、山里の丘の上にすっくと立つ一本の満開の枝垂れ桜の巨樹というのは日本映画でもよく日本的な美しいシーンとして出てくるようにソメイヨシノ千本よりも魅力的に感じる。叶うなら満開の時期に三春近辺の滝桜を含めた一本桜巡りドライブをしてみたいと思った。今回は桜の話で終始してしまったが、さていよいよ「みちのく」も最終コーナー会津路である。
2024/9/3 岩城街道・二本松街道 1日目 須賀川〜三春〜本宮宿〜中山宿〜関脇宿
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