VRサイクリング 陸前浜街道最終日 5日目。常陸国(茨城県)北部から中部を縦断し水戸に到着の巻。特に何もない足洗宿をスタートし、昔炭鉱で栄えた町高萩宿を抜け、日本を代表する企業の一つ日立製作所の企業城下町である日立市街(助川宿)へと進む。その間、知る人ぞ知る衛星通信の高萩局のあったさくら宇宙公園と超人気の国民宿舎のある鵜の岬にちょっと寄り道。助川宿の先は内陸を一直線に進んで那珂川べりの枝川宿を経て街道の終着点、水戸の本町へ至る61kmの行程。さくら宇宙公園にはいまだに2基の巨大パラボラアンテナが設置されているが、今は国立天文台の管理下の電波望遠鏡として利用されている。かつてはKDDI茨城衛星通信センターで衛星通信によるTV中継を初めて行って、ケネディ大統領暗殺のニュース映像が中継された。鵜の岬の国民宿舎は25年ほど前に両家ジジババ参加の家族旅行で訪れた思い出がある。ここは全国一予約が取りづらい、人気全国No.1の宿として知られているが、確かに立地、外観、施設、部屋、食事など全て国民宿舎とは思えないリゾート品質で素晴らしかったのを覚えている。街道は日立市街の台地の上を進むが、港や駅に近くないせいかそれほど産業都市の側面は見えてこなかった。今回のルート前半は寄り道や旧道ルートで楽しかったが、後半はほぼ国道6号の4車線道路走りで面白みに欠けた。広い国道って周囲が見えてこないし、沿道には大型の郊外型店舗やファミレスばかりが目立つからね。水戸は昨年の6/2以来1年数ヶ月ぶりに同じ本町の交差点に別方向から再訪したことになる。ということで陸前浜街道としては完結したが、常陸国(茨城県)の観光地が集中する海浜エリアを外したので、水戸から先に進める前にまたしても寄り道特別編として次回は常陸海浜巡りを敢行する。
2024/8/23 陸前浜街道 5日目 足洗宿〜高萩宿〜助川宿(日立)〜枝川宿〜水戸
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