VRサイクリング 百沢街道と濁川街道という2つの短めの街道を繋げて十和田湖の南南西まで一気に駆け抜ける。津軽半島南西の付け根の湊町、鯵ヶ沢をスタートし、百沢街道にて南東の内陸へ向かう。津軽の象徴、岩木山の西から南東へ山麓をぐるっと巡り、岩木山神社のある百沢を通り抜けて津軽の中心地、弘前を再訪。そこから碇ヶ関にかけて前回の羽州街道とできる限りダブらない裏ルートを走り、碇ヶ関の先から羽州街道から分岐する濁川街道に入り南南東に進路を取る。坂梨峠を越えて、小坂鉱山の繁栄の跡を残す小坂を通り、鹿角市に位置する昔の城下町毛馬内に至る106km久々の長丁場。岩木山は近くで眺めると一層美しく神々しい山だ。岩木山神社を通じて古くから津軽の人々の信仰の対象となっていたのがわかる気がする。百沢街道自体が、百沢にある岩木山神社、さらにそこから登山道の参道を登った岩木山山頂の奥社を目指す参詣の道でもあった。弘前は3/21羽州街道で通過して以来の再訪。前回と異なるルートを走ったら偶然弘前ねぷた祭りに遭遇。これはラッキー。濁川街道の小坂は明治以来銀、銅の鉱山の町として繁栄した。そう言えば日本の地理で小坂鉱山の名を覚えた記憶があるなあ。その全盛期の頃に建てられた小坂鉱山事務所や労働者の厚生施設としての芝居小屋、康楽館がレトロで瀟酒な風情で残っていた。次回はさらに山々を越えて太平洋側の都市八戸へ向かう。
2024/5/22 百沢街道・濁川街道 鯵ヶ沢〜百沢〜弘前〜碇ヶ関〜小坂〜毛馬内
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