VRサイクリング 男鹿街道 2日目。男鹿半島北側、八郎潟西側を抜けて北へ向かう旅。男鹿半島の先端入道崎灯台前をスタートし、男鹿半島北岸に沿った男鹿街道支線を走る。男鹿温泉郷、北浦漁港を過ぎて街道が内陸へ入ったところで街道から外れて360度絶景の芝生の山寒風山に登って下るドライブウェイを走る。下った先男鹿市若美付近から別の男鹿街道支線に入り、ちょっと八郎潟干拓地大潟村に寄り道しつつも八郎潟西側を抜けて北へ進み最後は秋田杉の積出港として昔から栄えてきた能代市街をぐるっと巡って締める73kmの行程。前回からの男鹿半島の旅後編としては、男鹿半島南岸のリアス式海岸、海食崖が続く険しい西岸、に対して北岸はなだらかな丘陵地と穏やかな漁村が連なる異なる表情を見せ、また男鹿温泉郷という豊かな泉源もあり多様な魅力が感じられた。そして男鹿半島最後を締める寒風山からの眺望がVRとは言え鳥肌が立つほど素晴らしかった。北は今回のルートの能代へ続く海岸線、東は八郎潟干拓地の全貌、南は秋田市街へ続く海岸線と遠く鳥海山。西は男鹿半島南岸、北岸の海岸線と男鹿半島西側の山々。こんな絶景見たことない!レベルだ。多様な魅力に溢れた男鹿半島と共にいつかリアルにも訪れたい場所だ。ゴールとした能代の町はノーマークだったが中々多彩な顔を持つ都市であった。昔から秋田杉の積出港として栄えてきた歴史があり、現代においても中国向けの木材輸出港として国内最大規模。それ以外に大規模な火力発電所があり、未来に向けて洋上発電所の一大拠点となっていて関連資材、資源の扱い量も多い港として繁盛しているようだ。またバスケの聖地としても知られ、バスケミュージアムもあった。海岸に広がる「風の松原」は日本最大の松原として知られ、これから観光資源としても開発される余地がある。知らなかったが面白い町であった。
2024/5/9 男鹿街道 2日目 入道崎〜寒風山〜若美〜大潟村〜能代
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