VRサイクリング 羽州街道8日目。山形県北東部、金山から銀山への宝探しの旅(?) 街並みが美しい金山宿をスタートし、相変わらず南へ南へ広い盆地を進む。山形新幹線の終着地であり山形県北東部の中心都市、新庄を突っ切り、最上川を見にちょっと寄り道、昔の最上川水運の中心地大石田をぐるっと回って街道へ戻り、スイカと花笠音頭の街尾花沢宿、ここから最後にまた寄り道モードでちょっと東の山間に向かう。私が一番行ってみたい温泉郷、銀山温泉をゴールとする64kmの行程。今回もまた寄り道大会になってしまった。まず新庄は予想したより大きな街ではあったが、古い建物も散見されるレトロな街並み。東北では遠野と並ぶ民話の里らしい。私が幼年時代に学芸会で演じた写真が残る「笠地蔵」もここの話のようで、笠地蔵通りという道が目抜き通りになっていたりする。寄り道で訪れた大石田は良かった。街並みはレトロで長閑。舟運で栄えた昔の河岸を再現して堤防を白壁の堀蔵にしてあり、最上川沿いは特に風情がある。それに加えて名高い大石田そば街道の蕎麦屋の名店も田舎風景に溶け込んで点在する。ここはリアルにも訪れてみたいなあ。ゴールとした銀山温泉は確信犯的に遠くまで寄り道した。何かというと雑誌のグラビアとかで掲載される、千と千尋の神隠し的な世界観の構図、川の両岸に木造の4階建の旅館が建ち並ぶ風景には魅了されてきた。VRで訪れてみると雪景色で理想のシチュエーション。やっぱりここは良いな。ここは絶対行って泊まってみたい。さて次回はそういうわけで今回途中の尾花沢宿発で山形へ向かう。
2024/4/7 羽州街道 8日目 金山宿〜新庄宿〜大石田〜尾花沢宿〜銀山温泉
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