VRサイクリング 支笏洞爺周遊ルート 2日目。今回は主に洞爺湖編。前回のゴール伊達市大滝をスタートし、谷沿いの道を進む。北湯沢温泉と蟠渓(ばんけい)温泉という渓流沿いの風流な温泉郷を過ぎて、果樹園街道と化している壮瞥の町から昭和新山と有珠山の山懐を経由して洞爺湖畔に出る。湖の南岸を進み大きな旅館ホテルが林立する洞爺湖温泉を過ぎてから外輪山に建つウィンザーホテルに立ち寄ってから洞爺湖の北西部へと進み、遠くに聳える羊蹄山まで遮るものなく広がる高原の田園地帯を進み、国際的な評価も高いルスツリゾートを通り、羊蹄山が近づいた喜茂別の道の駅まで86kmの行程。今回は前回と打って変わって変化に富む楽しいルートであった。観光・リゾート開発の面では前回の支笏湖と好対照で、支笏湖が今のところ開発されないままの手付かずの大自然を満喫できるのに対し、洞爺湖は想像以上に開発が進み、北海道を代表する観光地として賑わっている。共通するのは周囲を活火山を含む外輪山に囲まれたカルデラ湖で、迫力ある眺望と神秘的な佇まいを有する点。憧れのリゾート、洞爺湖サミット会場として知られるウィンザーホテルは、残念ながらここからの洞爺湖ビューは見られなかったが、逆側の内浦湾の海岸ビューも含め国内でも唯一無二の絶景を体感した。ここはいずれ是非リアルに滞在したい。後半に通ったルスツリゾートは大資本の開発によるものだと思っていたが、地元登別のロープウェイ会社がほぼ1から開発して成功したレアな事例らしい。スキーリゾートとしては世界のベストリゾート20箇所に選定されたり、遊園地も日本のテーマパークトップ10にランキングされたり、評価が高いようだ。通りすぎただけではあるが、リゾート施設として洗練されていて、日本の観光地・リゾートにありがちな投資ができなくなって古びてしまったところが見えてしまう感じがない。。リゾート地帯の手前にこじんまりとレトロな家並の本家留寿都(ルスツ)村の集落が展開しているのが、母屋を乗っ取られて勝手に改装された家主のようで微笑ましい。次回は札幌へ戻る。
2024/2/27 支笏洞爺周遊ルート 2日目 伊達市大滝〜壮瞥〜洞爺湖温泉〜留寿都(ルスツ)〜喜茂別
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