VRサイクリング 日勝連絡道路 4日目。最終日。サラブレッドの故郷を往く、の巻。日高昆布の故郷三石をスタートし、さらに海沿いにひたすら国道235号を北西へひた走る。新日高町の中心静内からはちょっと内陸へ入りシーズンを外した桜の名所二十間道路からサラブレッド銀座へと回り海沿いに戻ると新冠町の市街、そこからさらに海沿いを走り日高町の中心門別を抜けて、町外れにある北海道唯一の競馬場(ばんえい競馬除く)門別競馬場前をゴールとする82kmの行程。日高の地形のパターンは、海岸段丘と町が展開する河口の平地の繰り返し。そのうち静内川と新冠川のもたらす平野に日高のサラブレッド牧場が密集して広がっている。特にサラブレッド銀座と称されるサラブレッド牧場密集ベルト地帯には約8kmに渡って道の両側に木柵で区切られたサラブレッドが草を喰む牧草地が延々と続くのだ。日本でもここだけにしかない風景であろう。この辺からハイセイコーやナリタブライアン等の名馬が生まれたわけであるが、今や日高の地位は凋落しほとんどの勝馬は千歳付近に展開する社台系と称される巨大牧場グループに独占されているようなのだ。サラブレッドと言えば日高だと勝手に思い込んでいたが時代は変わるということかもしれない。
2024/2/15 日勝連絡道路 4日目 三石〜静内〜新冠〜日高町門別
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