VRサイクリング 日勝連絡道路 2日目。一気に北海道最南端まで進むの巻。更別をスタート地点として国道236号で酪農地帯をひた走り大樹町を抜け、国道336号にスイッチして広尾町。その先は久々の海岸道路で庶野を経て北海道最南端襟裳岬に到達する96kmの行程。前半通る町はなかなか個性的。忠類という爬虫類のような地名の町はナウマン象の化石が発見された場所としてナウマン象という渋い素材で売り出している。大樹町は今や宇宙開発の町として知られつつあり、ホリエモンが作った会社がロケットを宇宙空間へ打ち上げたスペースポートもある。但し今回のルートから外れた海辺の方にあるらしい。広尾町はサンタクロースのふるさとノルウェーの公認を得たサンタランドがあり、町中年中クリスマスムードという特異な街並みになっている。商店街のシャッターもサンタの絵になっていたりするのだ。雪景色のクリスマスの頃に訪れると楽しそうだ。その先の険しい地形の海岸線は黄金道路という、金を敷き詰めたように資金が費やされた難工事の末できた道を通る。走ってみると、すでに通った「にしん街道」の渡島半島東海岸や積丹半島の道とそんなに変わらないのだが、昭和の始めの頃という時代では困難な工事だったのだろう。今はかなりの部分がトンネルで通過する。