VRサイクリング 今回から開拓時代に整備された道路の1つ、十勝地方と日高地方を結ぶ日勝連絡道路を走る。と言いつつ初回は脱線大会で、むしろ以前走った北海道ガーデン街道を構成する8ガーデンのうちまだ訪れていなかった4ガーデンやその他のスポットへ寄り道しつつジグザグに南へ走る。というわけで、帯広駅北口をスタートし、おびひろ動物園→真鍋庭園→十勝ヒルズ→愛国駅跡→紫竹ガーデン→幸福駅跡→中札内市街→六花の森→花畑牧場と進んで更別市街どんぐり公園付近をゴールとする81kmの行程。これで北海道ガーデン街道の8ガーデンに全て寄ったことになる。最後の六花の森だけは園内を通過できたが、それ以外は入口付近から中の様子を伺う程度しかできなかった。それでもガーデンの周囲の自然環境を含めてそれぞれ個性的で美しい庭園であることは窺い知れた。いずれ近いうちにリアルにこれらガーデン巡りと十勝から富良野、美瑛をドライブしようと心に決めた。その昔、多分1970年代後半頃に、「愛の国から幸福へ」というキャッチフレーズで旧国鉄広尾線の愛国駅発幸福駅行きの切符がブームになった。まるで狙ったかのような駅名、地名であるが、愛国という地名は、開拓当初、愛国青年団という開拓団体があったことに由来し、幸福という地名は、福井県から当時の地名「幸震」への入植者が多く、そのうち地名が1文字ずつとった幸福になったという由来がある。半世紀以上たってまさかそうしたコマーシャリズムに偶然引っかかって全国的ブームになるとは当時は想像できなかったであろう。私も学生時代、襟裳岬から帯広に出る途中国鉄広尾線に乗って途中下車し幸福行きの切符をゲットした思い出がある。確か幸福駅にも下車したはずだ。今でも愛国駅と幸福駅はそれぞれ駅跡として観光資源となっている。
本日の番外編:
昔ゲットした幸福行き切符まだ取ってありました。愛国駅発ではなく隣の大正駅発なのは、愛国駅だと窓口が混み合うので時間の都合で別の駅にした、とかそういう事情だったような気がする。