東海道バーチャルサイクリング35日目。二川宿から現在の豊橋市街に当たる吉田宿まで8km。本日のルート中ほどまでは古い商家が立ち並ぶ二川宿からの緑の多い旧道の田舎道だが、国道1号に合流した後は都市部の郊外から市街地に入ってくる日本中どこにでもある風景の変化。母方の田舎が豊橋から飯田線に乗って山に入りかけた戦国時代の合戦地で有名な長篠にあり豊橋も親戚がいるので昔から馴染みのある土地柄のはずだが、こうして道路伝いにアプローチするとまるで初めて訪れる町に思えるから不思議だ。街道が駅に近いところを通らず全体に場末な道筋だけを通るせいかもしれない。かつての吉田宿は影も形もないが、本陣のあったその中心部もまた豊橋市街としは繁華街の外れの場末に位置する。
(注)ギャラリーの各写真説明の番号はマップ上の撮影場所に対応します
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