VRサイクリング 釧路・十勝コネクション 2日目。十勝入植の経路を辿ってひたすら十勝川沿いを上り十勝の中心都市帯広に至るの巻。十勝河口大橋を渡り切った地点をスタートし、まず十勝川右岸を上り茂岩付近で十勝川を渡りm豊頃から田園地帯を抜けてワイン王国池田に至る。その後十勝川沿いの大温泉地十勝川温泉を経て、大都市帯広に到達する62kmの行程。前回は釧路から海岸線沿いに南西方向を目指したが、今回は十勝川沿いに内陸の北西方向をへ進むルートとなった。自然条件のより厳しい道北道東から来るとこの十勝地域が十勝川の恩恵を受けた豊かな土地であることをひしひしと感じる。牧草地や原野が道北道東に比べて少ない分開拓された田園が広がり、緑や茶色が濃いのだ。日差しもより強く感じる。池田駅の裏手の山にそびえるいけだワイン城は、開館まもない頃の私の学生時代、まだ北海道の新たな観光スポットとしてもてはやされていた頃に訪れたので懐かしい。当時は日本はまだワインブーム以前だったし私もワインをほとんど嗜んでいなかった頃であったが、ここのケイブでワインの試飲をしたのを覚えている。池田町の財政難を乗り越える為に町役場の職員が世界的レベルのワインを造り上げたというが、この時代によくワインに目をつけたものだと感心する。どうやらその後もワインブームに乗って客を集めているとみた。帯広は思った以上に大都市で驚いた。釧路も道東では一番の賑わいだったが、帯広はよりモダンな大都市であった。多分町を支えている産業の規模が違うのであろう。