VRサイクリング 釧路から十勝方面へさらに太平洋岸を進む。お題としては釧路・十勝コネクション1日目とする。釧路は幣舞橋をスタートし、結構長い釧路市街を抜けて長い浜を突っ走り、北海道で石炭採掘を初めて行った町白糠を抜けるとまた北海道らしい段丘を登ったり下ったりの海岸道が続く。音別、さらに厚内まで進むと国道もJR根室本線も内陸に引っ込み地形は険しく秘境感が増す中をひたすら海岸近くを走り段丘から十勝平野に下ってゆき大河十勝川を渡ったところで十勝川河口の十勝発祥の港町というより港の集落大津に至る87kmの行程。国道とJR根室本線に沿って走るルート中盤までは、道北道東の海岸線を巡ってきた流れからは地味でビューポイントも少なかったが、国道も鉄道もなくなっ秘境感を増した昆布刈石付近からはなかなか楽しい道筋となった。特に昆布刈石の段丘から下る前方に十勝平野が広がり遠くに日高山脈が霞んで見える眺望は素晴らしかった。そして十勝川には日本離れした広さとワイルドさに圧倒された。河口の港町大津は鄙びた集落であるが、昔はここから十勝川を辿って入植が進んだ十勝発祥の地であり昔は水上交通の要所として賑わったという。今は厳冬期に見られるジュエリーアイスという魅惑的な自然現象で知る人ぞ知るスポットとなっている。これは見てみたい。次回は明治時代の十勝入植の経路を辿って帯広へ向かう。
2023/12/19 釧路・十勝コネクション 1日目 釧路〜白糠〜音別〜大津
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