VRサイクリング 道東逍遥ルート 7日目。釧路湿原をぐるっと巡って釧路到着の巻。JR根室本線、釧路と厚岸の中間の小さな駅上尾幌駅を出発し、牧草地帯と森林地帯が繰り返す北海道の「あるある」ルートを進み塘路湖の辺、釧路湿原の真っ只中の町塘路を経て、釧路湿原の北側から西側の鶴居村へ回り、さらに釧路湿原の西側から南側の釧路湿原道路を進んで釧路市街へ至り、港と市街を見下ろす丘の上の米町をゴールとする89kmの行程。私は準鉄ちゃんだったので、JR釧網本線のディーゼルが釧路湿原を走る写真に萌えて、釧路湿原に憧れを抱いたのだった。それで学生時代に道東を旅した時には、釧路から釧網本線に乗って多分塘路駅で下車して釧路に戻る方向に湿原の中を数駅分歩いたという記憶があるが、今調べると釧網本線は基本的に並行する道などない湿原のど真ん中を突き抜けている路線で、あの時いったいどこを歩いたのかわからなくなった。本当は昔歩いた釧網本線の沿線が釧路湿原のイメージにマッチするのだが、今回はそういうルートを設定できなかったので、だだっ広い釧路湿原の周囲を回るルートになってしまったが、それでも北側の塘路周辺、西側の温根内木道、南側の釧路湿原道路などでどこまでも広がる湿原の雰囲気はそこそこ味わえた。でも多分釧網本線の車窓から眺めるのが一番のような気はする。さて次回からは十勝、さらに道央へ旅を進めてゆく予定。
2023/12/15 道東逍遥ルート 7日目 上尾幌〜塘路〜鶴居〜釧路
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