VRサイクリング オホーツク街道3日目。北海道の北東部オホーツク海沿岸を往くオホーツク街道も中盤。ハムとアイスクリームのご当地ブランドとしても名高い興部(おこっぺ)を出発し、またオホーツク海に沿って南東へ進む。流氷の町として有名になった紋別を通って、コムケ湖など小さな海跡湖の点在する原野・牧草地帯を抜けるといつの間にか山が遠のいてだだっ広い平原に出る。平原を形成する湧別川沿いに線状に展開する町湧別を少し内陸へ進み中湧別、さらに上湧別のチューリップ公園をゴールとする64kmの行程。後で気がついたが、前回山の中を進むルートで旧JR名寄本線に沿ってきたが、今回もまだフルに旧名寄本線に沿ったルートとなっていた。今回のゴールの近くに名寄本線と湧網線との分岐点となっていた中湧別駅跡があり、在りし日の跨線橋付きの駅のホームがそのまま保存されていた。これが昭和の映画の1シーンを見ているような懐かしい気分にさせてくれる。ルート途中の紋別は港に向かって緩やかな斜面に市街地が展開していて、町からの港やオホーツク海の眺めが良い。冬だったら港に押し寄せる流氷の臨場感が素晴らしいと想像できる。日常の町の風景といわば非日常の流氷の光景がミックスする絶景はここだけでしか見られないかもしれない。紋別が流氷の町と呼ばれる理由がわかった気がした。
2023/11/8 オホーツク街道 3日目 興部〜紋別〜湧別
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