VRサイクリング、北海道の大動脈札幌から旭川方面へ石狩川がもたらした大平原をゆくの巻。札幌駅を出発し、ちょっと駅北側のサッポロビール園や北大構内を冷やかした後東へ向い石狩川にぶつかる江別からはほぼ国道12号沿いに北東から北北東へ進路を変えながら岩見沢、美唄、砂川を突き抜けて函館本線から根室本線が枝分かれする鉄道の要衝地滝川駅まで107kmのまたまた超長丁場。北海道では今後超長丁場が基本となりそうなので次回からはいちいち言わないようにする。北大はやはり広い。大都市の中心をこれだけ大学のキャンパスで占めているのは札幌の北大と仙台の東北大ぐらいではなかろうか。今回江別から滝川までほぼ国道12号を走ったが、この道は旧街道とは言わないにしても明治時代に囚人労働による突貫工事でわずか4ヶ月で開削したという上川道路がベースになっているので北海道では歴史ある道と言えよう。この工事の際、できる限り真っ直ぐ道を作るようにという指示があり、その結果、美唄から滝川にかけて現在においても日本最長の29.2kmの直線道路として残るような真っ直ぐな道が基本となっているのが走ってみるとよくわかる。岩見沢では国道を外れて郊外を巡ったが、北大より迫力あるポプラ並木を有する緑濃い公園地帯があり、ワイナリーが点在する風光明媚な丘陵地帯があり地味目ながらなかなか魅力的な土地柄であった。
2023/10/13 上川道路 札幌〜岩見沢〜美唄〜滝川
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