VRサイクリング、また海辺に戻ってきて、にしん街道4日目。今回は積丹半島を巡る旅。ニセコ連峰麓の港町岩内を出発し、積丹半島西岸を北上してゆく。原発のある村、泊を経て神恵内村と険しく切り立った海岸線を進み、半島の北西端神威岬、北東端積丹岬を巡り東岸へ回り込み、積丹町美国まで88kmの行程。北海道に入ってから距離感覚がスケールアップしてしまったのか長丁場がベースになってしまった。積丹半島は松前からのにしん街道の海岸風景の延長線で特に大きく変化があるわけではない。半島西岸は特に山が海岸線まで迫る急峻な地形が続き、キス熊岩や窓岩などの奇岩を多く見かけた。またニシン漁が盛んであった頃の残り香、鰊御殿や番屋も多く海岸に残る。それらもここまで走ってきた渡島半島西岸の海岸風景と同じ流れと言えよう。多分積丹半島の最大の見所は、VRルート上には乗らない神威岬や積丹岬の先端に足を踏み入れて初めて観られる絶景のようである。それから半島のあちこちで賑わいを見せていた食堂や鮨屋でウニ丼を食して積丹半島に来て良かったという満足感が得られる仕掛けになっているのかもしれない。次回はいよいよ小樽に到達予定。
2023/10/4 にしん街道4日目 岩内〜泊〜神恵内〜美国
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