VRサイクリング 奥州街道7日目。仙台の北、ササニシキの田んぼが広がる平野を往くのかと思いきや結構アップダウンする丘陵地帯を往くの巻。杜の都、仙台市街中心部をスタートし、北へ進む。しばらくは大都市仙台の郊外の住宅街が続くが、それが途切れると田園地帯というより荒野の多い丘陵地帯。そんな中昔ながらの宿場の雰囲気を残す富谷宿、吉岡宿を通過して、大崎平野へ下ってゆき三本木宿を過ぎるとまもなくゴールの古川宿で締める46kmの行程。目を引く事物の少なく、殺伐とした荒野の風景の印象が残る地味なルートの中で、伝統的な建築の旧家や商家が建ち並ぶ街並みの富谷宿、吉岡宿は街道筋を走っていることを感じさせてくれたオアシスであった。もう1つ印象的であったのは人影のない荒野が広がる大衡村に天下のトヨタ自動車のカローラやシエスタといった小型自動車の主力生産拠点の近代的な施設が忽然と現れたことかな。次回はもう岩手県に入る予定