VR的にはしばらく里帰りの江戸・東京でゆっくりしたところで今後は東北方面を目指すことにする。ということでVRサイクリングは下妻街道1日目。題して江戸・東京脱出川筋ホッピングルート。前回水戸街道終点の千住宿追分から百メートルも離れていないところに日光街道からの下妻街道の追分がある。そこからスタートし地味な足立区を縦断して埼玉県では中川を辿って八潮市、吉川市を抜け、江戸川を渡り千葉県へ入ると江戸川を辿って醤油の町野田へと進む。さらに利根川を渡り茨城県へ入ると利根川を辿って坂東市、ゴールとした常総市の水海道へ到着する53kmの行程。今回のルートは全く足を踏み入れたことがない地帯であるだけでなく、東京近郊でありながら野田以外はほとんど聞いたことのない地名ばかり。結果的にはほぼ名も無き住宅街と田園地帯が広がっているだけで名所旧跡その他面白い場所には乏しかった。下妻街道は奥州街道と繋がり、古くは奥州・東北方面へ抜ける主要道で、前九年の役、後三年の役の際に源頼義・義家が通った道と言われているが、江戸時代以降は日光街道の脇街道という位置付けとなった。川筋ホッピングルートとなるのも古代の道は自然堤防の上に築くのが常套手段ということと関係しているようだ。
2023/7/2 下妻街道 1日目 千住宿〜吉川〜野田〜水海道
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