VRサイクリング 房総東往還3日目の後房総往還1日目。外房から内房へぐるっと回るの巻。外房の漁村江見を出発し、外房の海岸沿いに和田町白渚海岸まで到達したところで街道は海岸から離れ半島の内陸を突っ切って南房総最大の町、房総東往還の終点館山にたどり着く。ここで館山市街をぐるっと巡った後、房総往還に入り今度は内房の海岸伝いに北上を開始し、船形、富浦を経て岩井まで41kmの行程。外房は前回の区間が最も海岸線が入り組んでいて、江見から先は比較的長いビーチが続く穏やかな海岸を進む。外房から内房へ半島を横断する道は特に山道もなく田園地帯が続く平坦な道。館山には南総里見八犬伝で有名な戦国大名里見氏の居城跡の館山城の天守が八犬伝博物館になっている。昔NHKでひょっこりひょうたん島の2つ後ぐらいにやっていた辻村ジュザブローの新八犬伝を夢中になって観ていたのを思い出す。房総往還に入り館山の北の那古船形には2つの特徴的な寺がある。1つは坂東三十三観音霊場巡礼の最後三十三番の結願寺という特別な位置付けにある古刹、那古寺。もう1つは崖にへばりつくように建てられた通称崖観音と呼ばれる大福寺。どちらも奈良時代創建とされる古い観音霊場であり、山の中腹に嵌って東京湾を見晴らす境内があるという共通点がある。どちらもリアルに訪れたことはないが興味深い。富浦と岩井と言えば連想されるのは臨海学校。僕らの頃、多分東京の小中学校で臨海学校と言えば岩井海岸か富浦海岸のどちらかで行われていたのではないかと思う。私も小学校六年の時に岩井に行った記憶がおぼろげながらにある。次回はさらに内房を北上する。
2023/4/19 房総東往還 3日目・房総往還 1日目 江見〜和田〜館山〜岩井
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