VRサイクリング 銚子道2日目。前回のゴール八日市場を出発し、JR総武本線沿いの田園地帯を横芝、成東と進み東金を経て銚子道の終点である大網駅前まで進む。その先は盛大に寄り道モードで白子町の九十九里浜の海岸沿いをゴールとする53kmの行程。今回は名所史跡に乏しく目を見張るような風景もない地味なルート。それでも銚子道はウネウネした旧道が田園地帯を縫って進み、宿場と思しき街並みは古い家並みが残るという街道らしさは味わえたのは良かった。大網から九十九里浜へ向かうだだっ広い九十九里平野は田園が広がっているのだが、大きな川がなくて昔から灌漑に苦労した地域であり、小さな川を所々で取水堰で堰き止めて小さい川ながら水を満々と湛えた水路になっているのが印象的であった。この地域はそれでも水は絶対的に不足してしまうので、戦後の一大土木事業として利根川の水を引いてこの地域全体に網目のように水を供給する両総用水が出来上がっているのだ。そんな話は初めて知った。ゴールの白子は大学の同好会の合宿やら、テニススクールの合宿などで訪れた場所であるがランドマーク的な場所がないせいかどうもどこを訪れたのか不明。ただここで絶対的な存在感があるのは、気が遠くなるほど砂浜が続く九十九里浜。VRでは音は聞こえないが怒涛のような潮騒が響いてくるような気がするは不思議だ。次回は大網から外房へ進む。
2023/4/10 銚子道 2日目 八日市場〜横芝〜成東〜東金〜大網〜白子(九十九里浜)
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