VRサイクリング 秩父巡礼道3日目最終日最後の札所まで進んで巡礼を完了した後、長瀞から秩父往還で秩父市街まで戻る回。前回進んだ札所31番観音院最寄りの地点をスタートし、小鹿野の街並みを過ぎ札所32番法性寺、札所33番菊水寺を経てハードな峠道を越え最後の札所34番水潜寺に到達する。その間南北方向には行ったり来たり蛇行するが東へ進む方向になる。その流れでさらに東へ進み秩父地方の玄関口長瀞から秩父往還に入って南西へ進み再度秩父市街まで戻る49kmの行程。秩父巡礼としては30番以降が距離も長くいくつもの峠越えがありハードだが、結願のためには多少の苦行もやむを得ないだろう。今回はVRで門前を掠め通っただけなので結願というのはおこがましいが、それでも巡礼道と各霊場の魅力は十分感じ取れた。秩父巡礼は江戸時代の最盛期には月に2−3万人もの人々が巡礼をしていたという。巡礼道、さらに川越街道などの行き帰りの道をそれだけの人々が通り過ぎていたということはこの時代の人口を考えても想像を絶する賑わいであっただろう。さて秩父往還は中山道の熊谷宿から現代の秩父鉄道の路線に沿って秩父地域を横断し深山の奥秩父へ進み甲府まで到達する街道であるが、次回はこの道で長らくうろついていた秩父地域を脱して奥秩父、甲府方面へと足を伸ばす予定である。
2023/2/21 秩父巡礼道 3日目・秩父往還 1日目 札所31番観音院〜札所34番水潜寺〜長瀞〜秩父市街
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