VRサイクリング 児玉往還。川越から先秩父巡礼の起点へ向けて山里へ分け入ってゆく回。蔵の町川越を出発し、前半は児玉往還を辿り関東平野の縁の田園地帯を高坂宿、さらに以前鎌倉街道上道で通過した嵐山付近の菅谷宿まで進む。そこから児玉往還から外れて嵐山渓谷を掠めて小川町を経由して秩父巡礼道の起点となる山里東秩父村まで到達する42kmの行程。児玉往還から外れた後半の山里の道が久々で新鮮であった。小川町とゴール東秩父村は1300年もの歴史に育まれた手漉き和紙の里として知られ、ユネスコの無形文化遺産として登録されている。小川町には初めて見る紙店があった。さて秩父巡礼であるが、江戸時代、西国、坂東と並び3大観音霊場として秩父霊場(札所)巡礼は、霊場がコンパクトにまとまった地域に密集していてコンプリートしやすいところから特に人気があった。江戸から巡礼する場合には前回の川越街道で川越を経て、今回の児玉往還から小川町、東秩父村と進んで、次回からの秩父巡礼道に入って34箇所の札所を1番から34番まで順に参拝してゆくことになる。
2023/2/12 児玉往還 川越〜高坂〜嵐山〜小川町〜東秩父村
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