VRサイクリング 赤山街道の3つの道筋のうち越谷道から千住道へ繋げて埼玉県東部の田園地帯から東京都内の下町に入る回。越谷道の端点杉浦陣屋のある松伏を出て越谷を通り外環川口東IC近くにある赤山城址(赤山陣屋)に至る。そこから千住道に入って足立区の舎人を通り、ちょっと脇道に逸れて西新井大師に参拝した後千住道終点の小菅。さらに次回からの鎌倉街道下道へ繋がる中川橋へ至る。そこから先は寄り道モードで柴又帝釈天前まで進むトータル38kmの行程。赤山街道は非常に特殊な成り立ちである。江戸幕府の関東全域の天領を治める要職、関東郡代を代々継承した伊奈氏の居城、赤山城(赤山陣屋)を中心に3方向に赤山街道が整備された。与野方面へ向かう大宮道、越谷方面へ向かう越谷道、葛飾方面へ向かう千住道があった。伊奈氏とその家来達は傑出した土木技術を有し、単に天領を治めるだけでなく、治水や新田開発の工事を受け持った。赤山街道は、赤山陣屋という本拠地から各地域の拠点を結び物資、資材の運搬などにも利用された。次回から葛飾区の中川橋をスタートして鎌倉街道下道を辿って再度鎌倉を目指す。
2023/1/16 赤山街道 松伏〜越谷〜赤山陣屋〜舎人〜小菅〜柴又
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