VRサイクリング 鎌倉街道上道2日目。JR八高線と関越自動車道のほぼ真ん中あたりの武蔵野を進む回。寄居に近い秩父鉄道沿線の小前田をスタートし、荒川を越え、源義賢、木曽義仲、畠山重忠という平安時代末期から鎌倉時代の武将にゆかりの地嵐山を通り、鳩山、毛呂山、日高あたりの林が点在する平地、丘陵地という典型的な武蔵野の風景の中を突き抜けて狭山市に至る45kmの行程。前回より鎌倉時代に関連する史跡が多くなってきた。特に嵐山にある菅谷館跡は源頼朝に使えた武将畠山重忠が居住していたとされる場所。鎌倉殿の13人で中川大志君が演じていたのが記憶に新しい。そのイメージでここからまさに鎌倉街道上道をひた走って鎌倉に出勤していたんだな、と思うと興味深い。狭山市という都心に通じる西武新宿線の沿線に到達したが、この先都心方向へ進まないのがミソだ。江戸時代以降現代人の我々に至るまで無意識にハブと捉えられる江戸・東京は江戸時代以前は葦の生い茂る湿地帯の僻地で誰もそっちに用事はなかった。その頃のハブ、いざ鎌倉へ向かうベクトル、つまり次回もひたすら南へ進むのだ。
2022/12/26 鎌倉街道上道 2日目 小前田〜嵐山〜狭山市
リンク
リンク
リンク
リンク