VRサイクリング、三国街道中通り1日目。三国街道は上州(群馬県)から寺泊に至るルートであるが、三国街道中通りは三国街道途中の長岡から越後の北に位置する新発田藩や村上藩に至る道として利用されていた三国街道とは異なる街道である。その三国街道中通りにより長岡をスタートしてどこまでも続く田園を抜けて職人の町三条市街へ、そこから街道を外れて寄り道コース、信濃川を渡って川向こうの同様の職人の町燕市街を抜けて、弥彦山麓の矢作にある弥彦神社の日本一の大鳥居をゴールとする40kmの行程。ルートを通じて見えていたのはゴールに近い弥彦山の双コブの山容。遠くに見えていたのがだんだん近く大きくなる行程であった。興味深かったのは信濃川を隔てて右岸と左岸に展開する三条と燕の市街。どちらも同じぐらいの街の大きさで金属加工を中心としたモノ作りの町、職人の町という同じ特殊な属性を持つ二重惑星のような双子の町が信濃川を挟んで隣り合っているのだ。そしてさらに面白いのはどちらの街も中心部は、至ってレトロで古い商店街とくすんだ色の家並が続くが、2つの市街地の間の信濃川に近い地区には上越新幹線の燕三条駅があり高速のICがありその周りに大きな郊外店舗が建ち並ぶ。こんな場所は他にないよね。さて次回は当面の目的地新潟市街に到達予定。
2022/11/27 三国街道中通り1日目 長岡〜三条〜燕〜矢作
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