VRサイクリング 中山道9日目。これぞ中山道信濃路の巻。入れ替わり立ち替わりの宿場町。和田宿から長久保宿、笠取峠を越えて芦田宿、そこからは茂田井間宿、望月宿、八幡宿、塩名田宿、岩村田宿、小田井宿、と次々と通り過ぎる怒涛の宿場絵巻。ゴールは軽井沢間近のリゾートムードの追分宿という42kmの行程。どの宿場も街並みの保存を競って行っていて独自の雰囲気で中山道の街道ロマンを高めていて興味深い。その中でも間宿ながら起伏のある田舎の狭い道筋に白壁の土蔵や土塀の家が連なり独特の街道情緒が感じられて好きだ。実はリアル中山道歩きでここを通って魅了されていたのだ。その他、千曲川沿いに川魚料理の料亭が並ぶ塩名田宿も捨てがたい。軽井沢に八ヶ岳や霧ヶ峰、美ヶ原、小諸、上田などの著名な観光地に囲まれていながらこの中山道沿いのエリアは、エアポケットのように一般に知られていない地域であるが、逆に観光地でない分、昔ながらの日本の原風景、街道風景が保持されているのかもしれない。次回は軽井沢から碓氷峠を越えて上州路に下ってゆく。
本日のVR映像
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