VRサイクリング 中山道8日目 いよいよ信濃路に入る。今回のルートは久々にハードな2つの峠越え。木曽路の出口洗馬宿を出て最近ワイン産地で有名になっただだっ広い桔梗ヶ原を突っ切り今も昔も交通の要所塩尻宿から塩尻峠を越えて諏訪湖のほとり下諏訪宿へ下る。諏訪大社の門前町でもある下諏訪宿からは方角を90度変えて、さらにハードというより中山道最大と言われる難所和田峠へ挑む。和田峠を越えると長閑な山懐の町和田宿へ至る。ここまで44kmの行程。どちらもリアル中山道歩きはきつい山登りではあったが、むしろ熊出没注意の看板が怖かった。本来クマ避けの鈴を鳴らして進むべきところ鈴を持ちああせてなかったので鼻歌を歌いつつビクビクしながら歩いたのを思い出す。塩尻峠は北アルプスから中央アルプス、南アルプスまで全て眺めることができる絶景のルート。興味深いのは塩尻宿から塩尻峠までほぼ一直線で傾斜がほぼ一定の緩やかな登り道を延々と登る。こんな峠は他にあるだろうか。一方で塩尻峠頂上から下諏訪宿側へは諏訪湖を望みつつ急斜面を一気に下る道なのだ。下諏訪は諏訪湖畔のそこそこ大きな町であるが、諏訪大社の門前町であり下諏訪温泉のある温泉街でもある。また昔の中山道の宿場としての雰囲気も残すどこかホッとするレトロな街並みに癒される。癒される間もなく最大の難所へと進むことになるわけだが。
2022/9/13 中山道8日目 洗馬宿〜塩尻宿〜下諏訪宿〜和田宿
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