VRサイクリング 中山道7日目。木曽福島からさらに木曽路は続く。木曾義仲ゆかりの地宮ノ越宿、さらに山奥に分け入った藪原宿と進み、難所鳥居峠を代替ルートの国道トンネルで抜けると素晴らしき宿場町、奈良井宿と遭遇する。さらに木曽路の北端とされる宿場贄川宿に進み、谷から脱して山が遠のきつつあるのを感じながらそば切り発祥の地本山宿を通り抜けてゴールの洗馬宿にたどり着く38kmの行程。逆ルートでも5ヶ月前に歩いた道なので臨場感が違う。当然ではあるが歩くと自転車で走るのは全く異次元の旅なのだと思い知った。歩くとなかなか同じ風景から抜け出せないのが自転車ではあっという間に次の場面に移る。藪原宿と奈良井宿の間の鳥居峠は、伊勢湾に流れ込む木曽川と、新潟で日本海に注ぎ込む信濃川の支流奈良井川の分水嶺となる。歩いて越えるとちょっとしたハードなハイキングコースだが、御嶽山も望めて木曽路の1つのクライマックスと言えたがルート設定ができず残念。リアル中山道歩きでは宿泊した奈良井宿は、観光客がいないと山の中の宿場町のムードにあふれて素晴らしい。木曽といえば中山道と宿場町のイメージが強いのは妻籠宿と奈良井宿によるものだろう。次回は木曽路を離れて信濃路へと進む。
久々に本日のVR映像:
奈良井宿入口から出口の奈良井駅まで約1kmの圧巻の宿場町のVR映像はコチラ