VRサイクリング、中山道6日目 木曽路をとにかく進んでゆくの巻。日本一の「映える」宿場町妻籠宿をでるとまもなく木曽谷。木曽川に沿ってひたすら山を切り進んで、三留野宿、野尻宿、須原宿と進み、日本五大名峡の1つ寝覚の床の横を通るも峡谷は観られないまま上松宿を経過し、ゴールの木曽の中心の町、福島宿へ辿り着く42kmの行程。前回までのドラマチックな展開はなくひたすら谷間の風景、たまに街道の古い家屋が並ぶ宿場町という変化のないルートではある。しかも狭い谷なので道のバリエーションがとれないせいか国道19号を走ることが多い。そういう意味では今までの中山道に比べると若干面白みに欠けるルートであったが最後に見るべき町があった。ゴールの木曽福島は木曽川とその支流の八沢川の間の狭い河岸段丘に発達した宿場町で地形的にも町の造り的にもユニークでしかも伝統的文化に彩られた雰囲気にあふれて面白い。実は木曽福島はつい5ヶ月前にリアルに訪れたばかりであった。中山道は6年ほど前に東京日本橋を出て少しずつ進んできて木曽福島に到達したばかりなのだ。よって中山道の西ルートで進んできたVRサイクリングと東ルートで進んできたリアル街道歩きが今日木曽福島にてぶつかったというわけだ。これからの中山道はリアルに歩いてきた道を逆に走ってゆくことになる。まだまだ木曽路は続く。リアルの記憶もあって木曽路はちょっと飽きてきたなあ。
2022/9/7 中山道 6日目 妻籠宿〜三留野宿〜野尻宿〜須原宿〜上松宿〜福島宿
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