VRサイクリング、中山道4日目。今まで近江路、美濃路と平野、山麓と割と平らな道筋であったが今回よりいよいよ中山道の真骨頂、山道へ分け入ってゆく。木曽川沿い犬山城の対岸の町、鵜沼宿を出て日本ラインと呼ばれてきた風光明媚な木曽川の幅広な渓谷沿いを上り、昔からの交通の要衝、太田宿を突き抜けて、今度は田園地帯の国道を進み伏見宿を経て山懐に抱かれた風情のある町御嵩宿に到達する。ここからいよいよ山道へ入り、箱庭のような山里とちょっとした峠を繰り返すのどかなハイキングコース的な道を進み細久手宿、さらにいくつか峠を越えて深い山に囲まれた大湫宿まで39kmの行程。御嵩宿から先の山道は通常ならストリートビューが設定されていないので迂回路を通るハメになるのだが、中山道はハイキングコースの道もしっかりストリートビューがついていてほぼ完全に旧道を進むことができた。車が通れない道は人が機材を背負って撮影する方法でごく一部対応されているところを利用したことがあるが、今回のように長い距離でフルに恩恵を得られたのは初めてと言っていい。山道の多い今後の中山道も期待できそうだ。それにしても中山道の旧道は宿場だけでなく山道の整備のされ方が半端でない。東海道も遠く及ばない素晴らしさをひしひしと感じる。次回以降も山道は続くよどこまでも。
2022/9/1中山道4日目 鵜沼宿〜太田宿〜伏見宿〜御嵩宿〜細久手宿〜大湫宿
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