VRサイクリング、中山道3日目。本日は美濃路、濃尾平野を往くの巻。赤坂宿から揖斐川を渡り美江寺宿、河渡宿と広々とした田園地帯を進み長良川を渡って、岐阜市街の加納宿。市街地を横切ってさらに東へ進み、主に国道沿いの商業施設やファミレス、大きな工場などの郊外風景の中を進んで平野の端、山が迫りつつある鵜沼宿、さらに寄り道で街道を外れ、木曽川対岸の名城犬山城を眺めにライン大橋までの41kmの行程。肥沃な濃尾平野をもたらした3つの大河、揖斐川、長良川、木曽川を渡ってみたことになるが、これらは近いところを流れつつもそれぞれ広い川幅がある。こんな大河群に囲まれた地域は日本では他にないだろう。一度洪水が起きると悲惨なことになるのは昔の伊勢湾台風が示していた。この地域の出身である戦国三武将、信長・秀吉・家康が天下を制してその後の日本の基盤を構築し得たのもこうした地域特性での治水事業に秀でていたことも関係していたのではないか、そんなことを考えさせられた。次回は木曽川沿いに山に向かってゆく。
2022/8/29 中山道 3日目 赤坂宿〜美江寺宿〜河渡宿〜加納宿〜鵜沼宿
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