VRサイクリング 伊勢本街道2日目。と言いつつ今回も脱線寄り道大会。橿原神宮を出発し、平城京遷都前の都があった藤原宮跡を経て桜井市街を抜け、三輪山の麓の山の縁を北上する古道、山の辺の道を進み、日本最大の宗教都市天理からようやく本来の街道、伊勢本街道を進み奈良の猿沢池をゴールとする36kmの行程。中々贅沢な行程であった。まずは明日香にほど近い場所、飛鳥時代から奈良時代へのステップと位置付けられる初めての中国式の都、藤原宮跡でその前の飛鳥宮と一線を画す壮大さを実感する。古い街並みの桜井市街を通り抜け、古代の道、山の辺の道に入る。基本的にハイキングコースなのでストリートビューを完備したルートとして設定しきれないがそれでも結構かなりの部分をルートとして収録できた。リアルに訪れたことはないが、歴史ある寺社が散りばめられ、きつい山道はなく長閑な麓と田園の田舎道はほっこりする道筋だ。山の辺の道を外れ天理市街に入ると、天理教本部の壮大な伽藍とだだっ広い広場にびっくり。北京とかモスクワに来たみたい。天理市内には信者用と思われる天理教仕様の屋根庇付きのアパート・マンションがあちこちに建っていてココは何処?感が半端ない。天理からは今回初めて伊勢本街道に戻り奈良を目指すが、天理・奈良の10km弱の街道筋は周囲が田園が広がっているのに古い家並がびっちり建ち並び街道筋がいかに栄えていたかよくわかる。特にゴール直前、奈良の旧市街、ならまちの伝統的な町屋の街並みが素晴らしい。今回は名所てんこ盛りで入れきれなくて残念な場所も多かった。次回は奈良街道で再度京都を目指す。
2022/8/13 伊勢本街道2日目 橿原神宮〜桜井〜山の辺の道〜天理〜奈良
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