VRサイクリング 初瀬街道2日目。青山高原西側の伊賀地方の町青山の阿保宿をスタートし、古風な街並みが長く続く大きな宿場街道の交通の要衝地名張を通過。宇陀川に沿って山間の谷間へ分け入ってゆき、近鉄室生口大野駅から街道を外れて寄り道モード。さらに深い谷を遡り室生寺のある室生の里まで32kmの行程。名張は近鉄大阪線が通り、大阪まで1時間で行ける場所で大阪のベッドタウンとしても機能していると思うが市街地には高いマンションは目立たず、街道沿いに昔ながらの商家、町屋が建ち並び史跡も多い魅力的な町であった。それから街道沿いでいい感じだったのは宇陀川の狭い谷に展開する三本松宿。いくつかの集落に分かれてそれぞれ古い家並が維持されているが、中でも一番西側の元三集落が山の中の旧道に静かな佇まいで古い家並が点在し、街道ウォーカー(私のこと)の琴線に触れた。ゴールとした室生寺は昔から行ってみたい寺だったので、かなり街道から外れるが寄り道してみた。奥深い山の中にキリッとそびえる五重塔の絵に憧れていたが、残念ながら五重塔どころか山門も山の中でルート上から見えなかった。それでも室生川に沿って展開する室生の里の門前の雰囲気が味わえただけでも良かったかな。
2022/8/6 初瀬街道2日目 阿保宿(青山)〜名張宿〜三本松宿〜室生口大野〜室生寺
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