VRサイクリング 初瀬街道1日目。二度目の訪問城下町松阪を出発し、西北西へ進路をとり、奈良県中央部の大和地方を目指し、初瀬(はせ)街道に入る。田園地帯のかつての宿場町、八太宿、二本木宿を抜けて、街道の難所青山峠をルート設定の都合上ぐるっと迂回して青山高原へ登って下り伊勢地宿、さらに伊賀市青山町の阿保宿をゴールとする57kmの行程。初瀬街道は大和地方から伊勢参りへ向かう道筋として本来伊勢本街道という街道が一番近道であるが、遠回りとなるが比較的難所が少なくて楽なルートとして賑わったという。各宿場跡は現代でも面影を残し旧街道として魅力がある。今回のルートの中では、長閑な田園風景もいいが街道筋唯一の難所青山峠のある青山高原が多分関東人には知られていないと思われるが中々特徴的で良かった。前々回の和歌山街道で関西のマッターホルンと呼ばれる高見山という山を愛でたが、青山高原は麓から眺めると水平な直線を描くスカイラインの独特の山なみで、日本のテーブルマウンテンと呼びたくなる。あまねく知っているつもりの日本国内にも知られざる名所があるんだね、と再認識させられた。
2022/8/4 初瀬街道1日目 松阪〜八太宿〜二本木宿〜伊勢地宿〜阿保宿(青山)
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