VRサイクリング 伊勢街道2日目。武士と商人の町松阪宿を出発し、三重県の県庁所在地津宿を経て、その先の江戸橋追分から内陸へ向かう伊勢別街道へ入り東海道の関宿まで41kmの行程。全国から伊勢参りをするのにこの街道に集まってくる関係上、色々な街道の接続点、追分が途中にいくつもある。初瀬街道、奈良街道と松阪宿と津宿の間で接続する。そして伊勢街道自体も津宿の先で二つに別れて江戸方面へ向かう伊勢街道と、京都方面へ向かう伊勢別街道となって両方共三重県内で東海道と接続する。昔の街道網というのは今の道路網、鉄道網と同じように整備されていたんだと今更ながらに気付かせられる。津は今まで訪れたことがなく県庁所在地としては地味なイメージだったので、役所はあっても結構小さい町じゃないかと勝手に想像していたがなかなか近代的でそこそこ大きな都市であった。内陸へ向かう伊勢別街道は長閑な田園地帯を進んでゆくが、途中の椋本や楠原など街道筋の宿場らしい情緒を残した集落があって地味に良い味を醸している。ゴールの関宿はVRサイクリングでも一昨年10月に東海道ですでに通過したが、6年ほど前にリアルに訪れて宿泊もしたので懐かしい。相変わらずの素晴らしい宿場町の景観が嬉しい。次回は関宿から始まる別の街道、大和街道で奈良方面へ向かう。
2022/6/25 伊勢街道2日目 松阪宿〜津宿〜関宿
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