VRサイクリング 熊野古道 伊勢路 1日目。熊野古道でまだ走っていない最後のパート、伊勢路を進んでゆく。起点は熊野三山の一つ新宮の熊野速玉大社。熊野川を越えると三重県。七里御浜と呼ばれる長い砂浜地帯を進み古い街並みの残る熊野市街を抜けると風光明媚なリアス式海岸地帯に入り三つ目の入江の宿場町二木島まで40kmの行程。しばらく熊野の山の中にいたので海が見えるルートが新鮮に感じる。また街道筋ならではの名所史跡が多くて楽しい道程となった。熊野市街に入る手前に花の窟(いわや)という神社がある。知らなかったが、日本を創ったとされるイザナギノミコトの墓があり日本で最古の神社だそうで、熊野三山に劣らない霊剣新たかなパワースポットらしい。何と神社なのみ社殿がなく、境内に聳える巨大な岩場が御神体として崇める対象となっている。最古の神社だけに原始の自然崇拝の形態をとっているようだ。熊野市街は久々に街道上情緒あふれるいい街並みであったが、そこを抜けた後のリアス式海岸の風景が素晴らしい。入江→岬→入江→岬・・・という地形が続くのだが、入江には入江ごとの雰囲気を持った漁村の集落があり、岬めぐりは高台からの海岸線の眺めが良い。旧道は岬を回らず入江と入江を真っ直ぐ結ぶ峠道となっていて、難所が続くがそれを歩くのも魅力的に思える。走行ルートとしては例によって迂回して主に岬を巡って時折旧道と合流するパターン。次回にかけてそのパターンが続きそうだ。
2022/6/6 熊野古道 伊勢路 1日目 新宮〜熊野〜二木島
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