VRサイクリング。熊野古道 中辺路で田辺まで来てしまったので紀伊半島一周を続けるために、熊野古道とは異なるルートで紀伊山地を通って紀伊半島東側の海岸へ戻ることとする。特に名のある古い街道ではないが、田辺から奇絶峡というインパクトのあるネーミングの渓谷を通って熊野古道より深く山奥へ分け入り、龍神村の日本三美人の湯として名高い龍神温泉まで46kmの行程を往く。旧龍神村(現在は田辺市龍神地区)は全体に深い山の中にあるが、龍のようにクネクネ蛇行する日高川の渓谷が独特の風土を形成しているようだ。特に印象的なのは頻繁に遭遇する吊り橋。今日のルートだけで6−7箇所で吊り橋を見かけた。調べると、どうやらここ龍神村と隣の奈良県十津川村は吊り橋のメッカのようだ。中にはメディアで最恐の吊り橋として取り上げられるものもある。分析すると、渓谷が深いので基本的に川の片側だけしか道ができないため要所要所で人の動線として吊り橋が必要になったと思われる。低コストに吊り橋をかけたため最恐の吊り橋になってしまうのであろう。なかなか興味深い。
2022/5/10 熊野コネクション 1日目 田辺〜龍神温泉
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