VRサイクリング 熊野古道 紀伊路4日目。有田市宮原の有田川を渡ったところからスタートし、熊野古道のハイキングコースとして知られている糸我峠を迂回する残念なコースで海辺の宿場町湯浅へ進みさらにそこから紀伊路最大の難所と言われる鹿ヶ瀬峠をまたしても迂回するルートでまた海辺の御坊市へ到達する40kmの行程。迂回ルートだらけではあったが有田みかんのみかん畑が連なる長閑なコースで地味ではあったが悪くはない。その中でも今まで存在を知らなかった湯浅の町は街道沿いに由緒ありそうな古めかしい商家が延々と立ち並び、往年の賑わいを感じさせる。また醤油発祥の地らしいのだがそれがなかなか「へぇー」な話であった。鎌倉時代に宋に渡った禅僧覚心が金山寺味噌の製法を習得してこの地に広めたところから金山寺味噌の発祥の地となったそうだが、その金山寺味噌醸造の過程で樽の上澄にできた美味なる汁を元にできたのが醤油なんですと。つまり金山寺味噌の副産物だったんだね。それで湯浅は金山寺味噌及び醤油の発祥の地となっているようだ。実に興味深い。
2022/4/16 熊野古道 紀伊路4日目 有田市宮原〜湯浅宿〜御坊市・北塩谷
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